色鉛筆で半透明を表現する~その3

↓の続きです。



昨日の記事の続きです。

まず、前々回の記事(総メ研会員ブログの2010年3月24日の記事です)で、色鉛筆での半透明の表現方法として、半透明の合羽を着ているイラストを描く場合おいて下記のポイント5点を挙げました。
前回・前々回に書いておくべきでしたが、この描き方は合羽に限らず薄い布などでも同じことが言えると思います。

①合羽の下の体は輪郭線だけ描き(但しできるだけ薄く)、それ以外の描画線は描かずに色の違いや濃淡だけで表現する。

②下の服や肌、髪は極力薄く塗る。但し、合羽に触れている部分は少し濃い目に塗る。(全体的に濃い目に塗ったあとで消しゴムで薄くしても良い)

③合羽のシワや重なっている部分は、下の服、肌、髪の色を、色が付いているかいないかぐらいの薄さで塗る。または、塗らないか、薄くグレー(ない場合は水色)で塗る。

④そのシワの影部分は、下の服の色を濃く塗る(下の服が白または肌の場合はグレー(ない場合水色)で塗る)

⑤光が当たっている部分は、塗ったあとで消しゴムで薄くする。または最初から塗らない。


前回から何回か書いたところで、この点を振り返ってみると、
①については、
前言撤回で、場合によっては合羽の下の体の描画線は描いても良いです。但し、それは白などの明るい色の部分に限ります。
最近は、まず合羽の下の描画線は一度すべて描いてそれを消し、その痕に従って塗るという描き方をしています。

②については、
()で付加したように、濃い目に塗ったあとに消しゴムで薄くするほうがやりやすいです。
合羽と下の服や肌が触れているか離れているかで透け方や見た感じの色が大きく変わるのは前回書いたとおりです。

③・④については、
シワ部分については、光が当たっている部分を合羽の色(ここでは白の半透明なのでグレーか水色)で塗り、影が出来ている部分を下の服の色で濃く塗り、その間で色の濃さが徐々に変わっていくように塗ればいいと思います。
また、下の服が白の場合、下の服のシワの影と合羽のシワの影で色を変えたほうがいいと思います。私の場合、下の服の影をグレー、合羽の影を水色で描いています。

⑤については、
②と同様、塗ったあとに消しゴムでぼかすとやりやすいです。また、ハイライトは色を塗らないべきですが、色鉛筆だと難しいです。

ここからが大事なところです。
描いているときに、冒頭の①~⑤のポイントにもう1点加えるべきポイントが見つかりました。
それは、「合羽の下の服の色は、色鉛筆を合羽のしわが流れている方向へ動かすように塗る」ということです。
例えば、合羽のシワが左右に流れているなら色鉛筆を左右に動かして塗ります。これは、細かいシワがあるように見せたいときは有効かもしれません。

と、書いてみましたが、私が感覚的にやっていることを文章化したので分かりにくいと思います。細かい点の解説についてはこれからも書いていきたいと思います。
実際私がこのような塗り方をするのはケースバイケースで、いつもこのような塗り方をしているわけではなく、イメージ重視で塗っています。

最後に、これらの点をふまえて描いたものを上げておきます。
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09年10月28日の「おまけの写真」と同じ服を着せています。
一応、Javascriptでランダムに抽出したお題(総メ研HPの「画力アップノートお題ランダム生成プログラム」の内容を自分用に弄ったもの)に沿って描いています。
この絵のお題は、顔:和んでいる顔 髪型:三つ編 体型:スレンダー 服装:セーラー服属性:中学生くらい 状況:手を腰にあてる でした。
一応「萌え絵」を目指して描いているのですが、萌え顔は難しいですね。
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by tkihara18 | 2010-04-03 14:25 | イラスト