鉄道のトリビアその18

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「名鉄の新車は、工場からJR線を通って名鉄線に送り込まれる途中、一度名鉄線を通っている」
詳しく説明するとこういうことです。名鉄(名古屋鉄道)の車両は、愛知県豊川市の日本車両(以下日車)というメーカーで製造されます。製造された車両は、JRの機関車にけん引されて、貨物という扱いでJR線を運ばれます(これを甲種回送といいます)。名鉄の新車の甲種回送の列車は、日車の工場から引込み線を通って豊川駅へでて、そこからJR飯田線を通り、豊橋から東海道線、笠寺から名古屋臨海鉄道に入り、そして名鉄築港線の名電築港駅から名鉄線に入ります。
ところが、その途中で通っているJR飯田線の下地~豊橋間は、名鉄名古屋本線と線路を共同で使用しています。この区間では、上り線を名鉄、下り線をJRが所有しています。甲種回送列車が走るのは上り線なので、名鉄の新車は、JRの貨物として、搬入前に名鉄の線路をすでに走っていることになるのです。ではなぜ豊橋駅から搬入しないのかということが謎なところです。
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