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京急全車種解説~2100形

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2100形は主に快特に使用される京急の看板列車とも言うべき車両です。(先週の「ミュージックステ-ション」で話題となり、盛り上がった車両でもあります・・・・)
形式名は21世紀と京急100周年を掛け合わせたものだそうです。コストダウンのため海外製の部品を多用していて、座席はノルウェー製、制御装置はドイツのシーメンス社製です。
以前の記事でも書いたように、この制御装置こそが「歌う電車」のいわれで、発車時に「ファソラシドレミファソ~」という音階を発生させます。(先週の「ミュージックステーション」では、「くるり」のメンバーがこれを解説していた。)
車内の座席配置はクロスシートで、進行方向に合わせて自動で方向が転換し、常に進行方向を向くようになっています(車端部はつねにボックス席になっている)。
運用はおもに京急線内の快特(A快特)で使用されますが、ラッシュ時は特急にも使用されます。また、早朝に1本だけ、2100形で運転される急行があります。夜は品川発の「京急ウイング」(注)号に使用されます。
2100形は8両編成しかないので12両で運転するときは必ず異なる車種との連結となります。また、地下鉄浅草線への乗り入れはしていませんが、潜在的には可能だそうです。

注:平日の夜、品川発18:45~22:05まで20分間隔で運転される快特で、乗車の際は着席整理券が必要です。品川を出ると上大岡までノンストップで、途中横浜駅をも通過します。
by tkihara18 | 2007-06-14 13:59 | 京浜急行