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鉄道のトリビアその59

今日のトリビアはこちらです。
「新幹線は、在来線の距離を基準に運賃を計算する」
鉄道で運賃を計算する基準とするものに「営業キロ」というものがあります。運賃はこの距離に比例して、利用した距離が長くなるほど運賃は高くなります。
この営業キロは、その路線の距離が基準になっています。しかし、新幹線の場合は新幹線の線路の距離ではなく、在来線(たとえば東海道新幹線なら東海道本線)での距離が基準になっています。なぜそうなっているかというと、もともと新幹線とは、在来線の線路増設、つまり、在来線に高速列車用の線路を増設したという考えからこうなっているのです。そのため、東京~博多間では、実際の距離よりも約10キロ分多く運賃を支払っていることになります。