人気ブログランキング | 話題のタグを見る

鉄道のトリビアその9

今日のトリビアはこちらです。
「2001年現在、日本最古の現役の電車は、JR最古の現役車両の8620形蒸気機関車よりも9年も前に製造された」
当時、JR最古の現役車両であった8620形(58654号機)は、JR九州の「SLあそBOY」のけん引機で、昨年8月に引退しました。この58654は、1922(大正11)年製で、昭和50年に一旦廃車となりましたが、昭和63年に「SLあそBOY」として復活しました。
一方、日本最古の現役の電車は、四国の高松琴平電気鉄道(以下琴電)の60形62・65号車です。余談ですが、この60形は鉄道コレクション第2弾(7月1日の記事参照)にもラインナップされた車両でもあります。この車両は、1913(大正2)年に京浜急行の前身、京浜電鉄の車両として登場し、のちに琴電に譲渡されました、登場時の車体は木造でしたが、昭和30年ごろに車体更新を受け、鋼製の車体に交換されました。よって、登場時とは、外観がかなり変わっています。62号車は先に引退し、保存されています。現在琴電では、旧型電車の引退が迫っており、この60形を含む旧型車を見ることができるのはあとわずかです。(もしかしたらもう引退しているかも・・・・・)
参考文献:「鉄道ファン2001年1月号」(交友社)

またまた余談です。そんなこともあって最近、ファンから注目されている琴電ですが、おととい放送された「名探偵コナンスペシャル」はこんぴらが舞台で、琴電の車内でのシーンから始まりました。そのあとに、元京急700形の1200形が琴平駅に到着するカットがあったので、コナンたちが乗っていたのは1200形だと分かりました。