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変わった運転形態

これは以前まで走っていた列車の話です。まずは次の文をよく読んでみてください。
 その列車は、宇部発博多行きの普通列車です。宇部駅を4両編成で発車し、下関駅で前に4両連結し、4両+4両の8両編成になります。小倉駅に着くと後部の4両を切り離し、再び4両編成で博多へ向かいます。
何か気づきませんか?そう、途中で編成が違うものへと変わってしまうのです。すなわち、宇部発博多行きの列車なのに、宇部駅を発車したときと博多駅に到着するときでは違う車両(違う個体の車両)になっているのです。
この列車は5225M(小倉からは137M)という列車で、市販の時刻表にも、どう見ても宇部発博多行きとしか解釈できないように掲載され、駅の時刻表にも博多行きと掲載されています。しかし、事実上、宇部発小倉行きと下関発博多行きの列車が下関~小倉間で連結運転をしているという運転形態になっていたのです。もちろん、宇部発小倉行きの編成は終始「小倉」という行先を表示しています。そのため、駅の時刻表では博多行きと掲載されていても実際の列車は小倉行きと表示されているという矛盾がありました。しかも、2編成の間は通り抜けができないので、時刻表の上では1本の列車なのに、下関より手前の駅から小倉より先の駅まで行くには乗り換えが必要というややこしいことになっていたのです。
この列車は昨年のダイヤ改正により、JR九州の車両の山陽本線乗り入れが廃止となったため姿を消しました。