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鉄道のトリビアその17

今日のトリビアはこちらです
「手違いにより、2日間だけ実在しなかった色に塗られた列車がある」
これは1998年3月のことです。静岡県の富士と甲府を結ぶJR東海の身延線の開通70周年を記念して、身延線で使用されている115系電車1編成が、身延線に配置された当時のワインレッドに白のラインという塗装に塗り替えられることになりました。しかし、そのワインレッドに塗り替えられた編成が運転を開始する3月5日、なんとその編成はワインレッドではなく、茶色に塗られて登場したのです。そうなった理由は、このカラーリングの由来にあるらしいのです。この、身延線のワインレッドの由来は、「甲州のぶどうに富士山の雪」なのです。また、間違って塗られた茶色は、JR(国鉄)では「ぶどう色」と呼ばれていたのです。(「チョコレート色」といったほうがしっくりときそうですが、「ぶどう色」です)この編成を塗り替えを行ったJR名古屋工場では、ワインレッドの塗料を扱わないらしく、そのようなミスが発生してしまったそうです。このミスによって茶色になった編成は、翌日の3月6日の午後には塗りなおしのために急遽名古屋工場に回送され、予定通り、ワインレッドに塗り替えられました。
参考文献:「季刊エヌ vol.2」イカロス出版

~サイトの紹介~
突然ですが、サイトを紹介します。
今日、このブログを訪れてみて昨日までとは何か変わったことに気づきませんかでしたか?
そう、画面右上に列車(キハ58)のアイコンがロゴ画像としてアップロードされています。このアイコンは、「駅旅・ゆけむり研究室」(http://www.alpha-net.ne.jp/users2/curoka/)というサイトにあったものです。このサイトは、列車の旅に、駅観察と温泉という付加価値を加えた旅を提案するというサイトで、新幹線情報や、列車アイコンも公開されています。特に列車アイコンは、世界最大数(!)を謳ってあり、今日現在、70カ国、5049種類(!)が公開されています。アイコンはマイナーなものまであり、現在国内を走っている車両はおそらくすべて網羅されています。あなたがいつも乗っている列車もあるはずです。このアイコンは無料で使用できますが、使用を届け出る必要があります。また、このサイトのアイコンはなんと、実際の鉄道会社でもホームページや張り紙などに利用されているそうです。