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鉄道のトリビアその21

今日のトリビアはこちらです
「以前JRには、平日の朝に1本だけ列車が来る駅があった」
これは北海道にあったJR石勝線の楓(かえで)駅のことです。とはいっても、これは普通列車に限ってのことであり、厳密に言えば、その駅に停まる列車が1日1本だけということであり、実際には楓駅を通過する特急列車は何本も通っていました。
1日に列車が1本しか来ないという駅は、海外では珍しくありませんが、JRではこの楓駅だけでした。
楓駅を発着する列車は、朝6:45に到着する、隣の新夕張駅発の2691Dと、それの折り返しの7:02発の楓発新夕張行き2692Dだけでした。しかも、その列車は日曜は運休で、日曜には楓駅を発着する列車は1本もありませんでした。
この楓駅は、1番線から3番線まであるのですが、1・2番線は特急列車が通過するだけであり、普通列車は3番線に入っていました。しかも、3番線は行き止まりなので、楓駅に到着した列車は必然的に折返し運転になります。
この、石勝線楓駅は、1981年10月1日に石勝線の開業と同時に新設され、2004年3月12日に廃止され、現在は信号場に格下げされています。