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鉄道のトリビアその23・24

今日のトリビアはこちらです
「車内で車掌さんに発行してもらう切符は、乗車券ではなく、車内補充券」
時間の都合などで、列車に乗る前に切符を買えなかったときは、車内で車掌さんに言って切符を発行してもらいます。その切符は、正式には乗車券ではなく、「車内補充券」といいます。以前は手書きで発行していましたが、現在は発行機により、自動で発行できるようになっています。

続いてのトリビアはこちらです。
「初期の鉄道の信号機には、白の光が使われていた」
世界初の鉄道が登場してから間もないころのイギリスでは、さまざまな形態の信号機が考案され、19世紀中ごろには、アーム(腕木)の傾きによって情報を知らせる「腕木式信号機」が登場しましたが、その一方で、夜間でも信号を確認できることを目的に、光を使って情報を知らせる信号機が生まれました。当初は、赤と白の光を使っていましたが、白は家の明かりと見まちがうおそれがあることから、緑色の光が使われるようになっていきました。そして、各鉄道会社の信号機を統一したときには、「赤:危険、緑:注意、白:無難」と定められました。緑より白のほうが安全なのです。この方式は、日本の鉄道でも開業した頃に使われていましたが、「進行」(緑)と「停止」(赤)の2つでいいということと、白の光は煙や霧の影響で違う色に見えてしまうなどの理由から、白の光の使用は廃止されました。