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快特Manual

京急フリークの私がお送りする「京浜急行」シリーズ第2弾です。
「快特(かいとく)」とは列車種別(快速、急行、特急など、列車のランクを表す名前)のひとつですが、あまり聞かない種別です。そもそも「快特」という列車種別が走っている鉄道会社は、京急、名鉄、阪急ぐらいです。
快特は快速特急の略で、特急よりも停車駅が少ない列車をあらわします。京急において快特は看板列車とも言うべき列車で、最高速度は快特のみ120km/hです(ただし品川~横浜間のみ)。
京急線内で特急が停まる駅は、泉岳寺、品川、青物横丁、平和島、京急蒲田、京急川崎、神奈川新町、横浜、上大岡、金沢文庫、金沢八景、追浜、汐入、横須賀中央、堀ノ内からの各駅(空港線、逗子線内は各駅停車)ですが、快特は、泉岳寺、品川、京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡、金沢文庫、横須賀中央、堀ノ内からの各駅(空港線内はノンストップ)に停車します。
快特には、運転パターンがいくつかあります。
京急線内のみを走るものは、列車番号の最後に「A」が付くので「A快特」とよばれます。
地下鉄浅草線に乗り入れるものは、列車番号の最後に「SH」が付くことから「SH快特」とよばれます。
日中の上りのA快特と下りのSH快特には、金沢文庫~京急川崎間で浦賀・新逗子~羽田空港間を結ぶ特急が連結されます。
平日の朝には、上り線にのみ、金沢文庫までは特急で、金沢文庫から快特になる「B快特(B特急)」という列車もあります。これは以前までは「通勤快特」という種別でした。
羽田空港発着の快特としては、地下鉄浅草線を通じて乗り入れてくる都営地下鉄や京成電鉄の車両も使われます。そのうち、地下鉄線内も快特で運転される列車は、「エアポート快特」(略して「エア快」)とよばれます。以前は成田空港まで乗り入れていましたが、現在は京成佐倉どまりとなっています。
また、朝のラッシュ時には、京急川崎まで普通列車で、京急川崎から羽田空港行き快特になる列車もあります。
by tkihara18 | 2007-05-17 15:01 | 京浜急行